低反発マットレス失敗？おすすめの見つけ方！【後悔しない選び方って？】

私の記憶の中で一番初めに見た低反発の寝具が、昔々祖母が使っていた「低反発マクラ」でした。
もうこれは何十年も前のことなのでどこのメーカーとか全然覚えていないのですが、子供心にも「低反発ってただのスポンジなのか…」と思った記憶があります。

もちろん今のモノは性能も何もかも違っていますから、ただのスポンジなんてものはきっとないでしょう。でも私の中では低反発＝ただのスポンジと言うイメージがその後も長く根付いてしまっていたのですね。

もちろん今のこの時代では昔ほど粗悪な低反発商品はないと思いますが、でも同じ「低反発」と言う名前を語っていても中身はと言うともう本当にピンきりです。

本当に同じ低反発なの？？と思わずパッケージを見返したくなる位、中身は様々なのです。
普通低反発と言えば、グッーと手で押すとゆっくり元に戻る…というイメージがありますが実際のところ本当にそこまでイメージ通りに戻ってくれる低反発のマットレスってほとんどありません。

マットレスの表面を手で押しても、そのまま瞬時に戻るだけ。そもそも中身の材質にしたって触った感じも全く違う。今までの中で一番ヒドイ低反発マットレスでは、触ると何故かシャリシャリ音がして、”もしかしてナイロンが詰まっているの？”と思いたくなるようなものまであったのです。

ここまでくれば「何が低反発なのか？」って疑いたくもなるというモノです。

私が今までに見た残念な低反発マットレス　ベスト3！！

■ニオイが臭い
低反発マットレスの中には独特の匂いを持っているものがあります。最初は送られてきた時に入っていた梱包の匂いなのかな？とも思ったのですが、翌日になっても臭いは取れず…。説明書にはしっかりと「材質の特性上特有のにおいがすることがする場合があるので気になるときには風通しの良い場所で陰干ししてください」との記述がありました。

2日目になっても完全に臭いが取れなくて、本当にこれは大丈夫なのか…と思ったくらいとにかくそのマットレスはニオイがきつかったですね。

特に寝具なのでどうしても鼻がマットレスに密着してしまうし全然逃れられないので結構キツかったです。

材質の特性とは言え他のものでは無臭のモノもたくさんあるのですから、臭いに敏感と言う方は購入するときには十分気を付けた方が良いですよ。

■中身が粗悪すぎ！！
同じ低反発マットレスと言う名前をしていても中身はと言うと、本当に全く違うので良くよく調べてから購入しないとえらい目にあいます。私が以前購入しようと思ったマットレスも見た目はごく普通のいい感じのモノだったのですが、実際寝てみると今まで経験したことのないくらい中身が悪い！

いやマットレスの中身は実際には見えないのですが表面を触るだけでマットレスの充填物が手に触るような感触がするくらい荒いんです。

チクチクと言うかザリザリと言うか…。痛いのではないのですが肌触りに違和感がある…。マットレスの肌触りに違和感がある…と言う時点でもうすでにダメだと思うのですが、チクチクするという時点で問答無用で即効アウト！！

こんなに粗悪な商品がお店で堂々と売られている・というのが既にびっくりですよね。
見た目では絶対に分からないのでどんなものであっても必ず自分の肌で触って、実際に寝てみてから購入を決めることをお勧めします。

■重すぎて扱いづらい…
最初にお断りしておきますが低反発マットレスはある程度どれも重いです。これはもう特性上ある意味仕方がない事だとも言えます。

ただ、低反発マットレスの中には異様に重いものがあるのですね…。そうなるとさすがに扱いづらい。
ただ、そんな扱い辛いマットレスもベッドの上に敷いて使うという場合には全く問題はありません。だって一度敷いてしまえばそうそう移動することもないですからね。実際私も今、低反発マットレスを使用していますが全くそれは問題なく使えています。

重いことで問題になるのは畳の上などで布団代わりとして使う場合でしょう。こういったときには押し入れに出し入れするのがかなり大変な作業になるので、毎日の作業が億劫になってしまったり、最悪腰を痛めてしまうこともあるかも…。私のような面倒くさがりさんだと万年床になってしまう恐れもありますしね…。

畳の上で布団代わりとして使おうと思っている方は重さがある程度軽いもの、折り畳み可能など収納がしやすいものを選ぶようにすると良いでしょう。

低反発マットレスのように長く使う寝具は選び方を失敗するとものすごく扱い辛いものになってしまいます。

折角大切なお金を支払って購入するのですから出来るだけ後悔のない買い物をするようにしましょう。そのためには事前の調査が絶対に必須！！自分の直感だけを信じて勢いで買い物をすると後悔の元になります。

『良いものを買って良かった…』と思えるためには面倒くさくてもじっくり時間をかけて考え選んでみることが大切ですよ。